イソロンといそごのしちふくじん
神奈川県横浜市磯子区、南区には、各寺院に『七福神』が祀られていて、地元の人たちに愛されています。七福神めぐり行事もあるくらい。
今回は、磯子区・南区の七福神をモチーフにしたお話を作成し、先日、磯子小学校でお披露目させていただきました。
『イソロンといそごのしちふくじん』。
七福神のおひとり“寿老人”がいるお寺、宝生寺の池には、イソロンという龍が住んでいる、その伝説と、七福神のお話を合わせて製作いたしました。
磯子の街は流行り病で、子どもやお年寄りが苦しんでいます。
どうにかしなくてはならない!村長さんはある伝説を思いつきます。
隣村の「宝池」には、願いを叶えてくれる“イソロン”という龍がいるらしい。この龍に頼んでくれる勇気ある若者はいないだろうか?
その声に手を挙げたのが、村一番の力持ち「ゴン助」と、村一番の俊足「モヘ次」。
二人は早速、宝池に行きました。すると・・・
目の前には一人の老人が。
「イソロンを呼ぶには、磯子に居る『七福神』を集めて、満月の夜に宝池にお願いをしなくては出てきてくれないぞ。」
二人は早速、磯子の七福神にお願いをしにいきました。
まずは、福禄寿。
恵比寿さん。
ニコニコ布袋さん。
布袋さんのお友達(?)戦士の神様・毘沙門天。
琵琶の名手・紅一点の、弁財天。みんなメロメロ。
そして、どっぷり大黒天。
最後の寿老人は・・・・
さぁさぁ、これで七福神が集まりました。
願いはかなうのか?ゴン助とモヘ次は、磯子の流行り病をなくすことができるのか?
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