かまく~らんくんのくろじぞうえんにち
900年前、鎌倉時代の武将だった【かまく~らんくん】がタイムスリップして現代の鎌倉に来て、いろいろな鎌倉と出会うseries。
今回は、鎌倉・二階堂に古くから建立されている覚園寺さんのご本尊“黒地蔵”と毎年8月10日夜に執り行われる「黒地蔵縁日」に出会います。
真夜中の鎌倉を歩いていると、賑やかな声が聞こえてきました。
たどり着いたのは…覚園寺。
かまく~さんくんは、そこで、覚園寺のご本尊、黒地蔵さまを拝みに行きます。
あれ?黒いぞ??黒い地蔵さんを拭こうとすると・・・
黒地蔵さまが、なぜ自分が黒いのかを話し始めます。
何故黒いのか?黒地蔵さまは、地獄に行って火を焚いているから。
地獄で苦しんでいる罪びとたちの苦しみを少しでも取り除きたい。
そんな深い慈悲の心を持っていたお地蔵さまなのです。
感動したかまく~らんくんに、黒地蔵さまは、「自分の分身だ」と言って、とあるお堂に連れていきます。
そこにいたのは・・・・
無数の木彫りのお地蔵さま!!このお地蔵さまたちは、黒地蔵さまの代わりに、人々の側でお守りになっているとか。
そんな無数のお地蔵様にお祈りをすると・・・
かまく~らんくんの家族が。お空に昇った家族が、かまく~さんくんをいつも見守ってくれている。家族が亡くなってしまって、逢えなくなっても側にいることを実感します。
さぁ、朝がやってきます。黒地蔵さまはそろそろお勤めにいかねばなりません。
「あ!だから、黒地蔵さまの縁日は、夜中なんだね」
と気づくのでした。
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